行動指針
Our Values
S.E.A.T.S Inc.のメンバーが共通して保有する重要な価値観として、12の行動指針を掲げています。複数の国籍のメンバーが協同する環境では、判断基準や正しさの価値観が大切です。 一人ひとりがより高い基準でこれらの行動指針を実現することで、組織としての生産性を高めています。
何かアクションをする時、そのアクションに何の意味があるのか、何の意図があるのかを把握します。アクションの開始時、途中での振り返りに、本来の目的を常に意識することで手段の目的化を防ぎます。これは全ての行動の基本であり、仕事を依頼する側、受ける側の両者が常に確認することです。個々人が自走する組織においては、全ての担当者が目的を理解し、目的をより高水準で果たすために自ら業務を創り出すことが求められます。
全ての結果には必ず原因があります。結果にこだわるためにも、良い結果を出すための原因をつくることにこだわります。過去の良い結果も悪かった結果も、なぜそうなったのかを考え、成功要因を探ることで、別の機会にそれを再現できるからです。ビジネスは運に頼る要素がないとは言えません。しかしながら、良き運を巡らせるためには、考えうる正しい原因を日々の行動で積み上げて、改善し続ける努力の先にあるものと考えています。
私たちが事業を開始したとき、バリューと呼べるものは何もありませんでした。何もないところから価値を創るために「情報収集」から始めたのです。ネットであらゆる情報に触れられるようになった時代にも、ネットに掲載されない足で稼いだ(collect)一次情報の価値は普遍です。それらの一次情報を繋ぎ合わせて(connect)、ステークホルダーにとっての価値を生みだしていくことが私たちの事業の本質です。
より良き状態を目指すならば、常に自ら変化していかなければなりません。慣れ親しんだ習慣や状態を維持するのは楽ですが、楽だけではヒトも会社もいずれ時代に取り残され淘汰されます。その理解があるからこそ、「変化」そのものを良きことと捉え、変えることを当然のこととして受け入れ、実践していくことが基本スタンスです。個人も組織も常に「変化」を求めます。
生産性は、成果(アウトプット)を投入資源(インプット)で割ることで測られます。すなわち生産性を最大化するには、最大限の成果を出すための適した量の資源を投入することが必要です。個々人が自己の生産性を最大化するために、自分のもつ資源(時間、予算、スキル)をどのように配分して投下するかを客観的に把握して管理することが重要だと考えています。
組織、チームにおいての行動原則です。健全で十分な検討の後にネクストアクションとして指示されたことについて、先ずは目的を「理解」する努力をします。そしてその次にくるのは「行動」です。指示の良し悪しや「同意」の有無を主張するのは常に行動の後です。指示には意図があり、その意図は実践して初めて納得できることも多くあります。理解の後は即行動して仮説を検証し、その後の修正プロセスにいかに早く着手できるかが成果に直結します。その過程で自身が知らなかったことを知る経験(=無知の知)をすることで、ヒトは何歳でも成長し続けられると考えています。
仕事の構成要素の多くは”社内コミュニケーション”です。観察すると社内コミュニケーションの9割が「質問/主張」、「助言/相談」、「共有」に分類されます。そこで、会話の冒頭に、これから話す内容がどれを目的とするかを宣言してから会話をすることを行動指針としています。これは、話し手と聞き手の双方に利点があります。話し手は会話の目的を確かに認識できます。聞き手は、目的に合わせて傾聴度合いを調整できます。聞き逃しや聞き直しが減り、社内コミュニケーションが円滑になります。
行動の前に、その行動の先で何が起こるのかをできる限り想像します。自分の言動をチームや顧客がどのように受け取り、反応するのかの可能性をあらかじめ注意深く想定しておきます。それができなくとも、先ずは想像しようとすること、そのことで能力は鍛えられていきます。先回りして考える癖をつけることで、行動の質が上がります。その結果、問題を未然に防ぐことにつながったり、相手を自分の意図する方向に動かしたりすることができるようになります。
「誤解のない会話はありえない」。これが私たちの基本理解です。言語という曖昧な記号を用いて私見や感情を伝達する過程で、一言一句の意味理解が100%同じであることはあり得ません。会話はそうした理解の異なる言語の積み重ねで構築されていることから、誤解は必ず生まれます。文化的背景の異なる人同士が、母国語でない言葉で会話するならば尚更です。その前提に立つならば、一度言っただだけで相手に伝わる(=行動される)と期待することは愚かです。「言って、書いて、繰り返して、確認する」。この作業の繰り返しの過程で、伝えたい内容の輪郭が徐々にクリアになっていくイメージです。
依頼された大小のタスクを完遂させるのに、たった一度のアウトプットで実現できることは奇跡です。請け負ったら一度アクションしてみて、完成度20%版のものを確認してみることが重要です。時間をかけて80%まで仕上がったと思っても、気づかぬうちに依頼主とのズレが生じてしまい、やり直し=タイムロスが発生することがほとんどです。時間をかけて80%まで仕上がったと思っても、気づかぬうちに依頼主とのズレが生じてしまい、やり直し=タイムロスが発生することがほとんどです。その手間を惜しまないことが、結果的に期待値に沿い、期待値を超えるアウトプットを時間内に実現できることに繋がります。
問題に直面した時、「この問題は自分だけのものだ」と考えて悩みこむのは愚かです。自分の直面している問題の大半は、過去の偉大な人物や企業が既に似たような事例を経験していて、解を残してくれています。問題に直面したら、先ずすべきはそうした事例に当たることであり、自分の「無知の知」を明らかにすることです。そうすると、本当に自分が解くべき課題は限定されていると気づくとともに、その課題に自分のリソースを集中させることができます。不必要な質問をして同僚の貴重な時間を奪うこともありません。
ビジネスに思わぬアクシデントや問題はつきものです。それらが発生したときに、会社として最も重要なことは即座に対策を取ることです。自身のミスや失敗で起きたことはなかなか言いづらいかもしれませんが、その時こそこの指針に則り最優先に報告するべきです。発生したこと自体は望ましいことではないものの、大事になる前に、一刻も早く対策を打つために行動できたこと自体は称賛されるべきことだと考えています。
何かアクションをする時、そのアクションに何の意味があるのか、何の意図があるのかを把握します。アクションの開始時、途中での振り返りに、本来の目的を常に意識することで手段の目的化を防ぎます。これは全ての行動の基本であり、仕事を依頼する側、受ける側の両者が常に確認することです。個々人が自走する組織においては、全ての担当者が目的を理解し、目的をより高水準で果たすために自ら業務を創り出すことが求められます。
全ての結果には必ず原因があります。結果にこだわるためにも、良い結果を出すための原因をつくることにこだわります。過去の良い結果も悪かった結果も、なぜそうなったのかを考え、成功要因を探ることで、別の機会にそれを再現できるからです。ビジネスは運に頼る要素がないとは言えません。しかしながら、良き運を巡らせるためには、考えうる正しい原因を日々の行動で積み上げて、改善し続ける努力の先にあるものと考えています。
私たちが事業を開始したとき、バリューと呼べるものは何もありませんでした。何もないところから価値を創るために「情報収集」から始めたのです。ネットであらゆる情報に触れられるようになった時代にも、ネットに掲載されない足で稼いだ(collect)一次情報の価値は普遍です。それらの一次情報を繋ぎ合わせて(connect)、ステークホルダーにとっての価値を生みだしていくことが私たちの事業の本質です。
より良き状態を目指すならば、常に自ら変化していかなければなりません。慣れ親しんだ習慣や状態を維持するのは楽ですが、楽だけではヒトも会社もいずれ時代に取り残され淘汰されます。その理解があるからこそ、「変化」そのものを良きことと捉え、変えることを当然のこととして受け入れ、実践していくことが基本スタンスです。個人も組織も常に「変化」を求めます。
生産性は、成果(アウトプット)を投入資源(インプット)で割ることで測られます。すなわち生産性を最大化するには、最大限の成果を出すための適した量の資源を投入することが必要です。個々人が自己の生産性を最大化するために、自分のもつ資源(時間、予算、スキル)をどのように配分して投下するかを客観的に把握して管理することが重要だと考えています。
組織、チームにおいての行動原則です。健全で十分な検討の後にネクストアクションとして指示されたことについて、先ずは目的を「理解」する努力をします。そしてその次にくるのは「行動」です。指示の良し悪しや「同意」の有無を主張するのは常に行動の後です。指示には意図があり、その意図は実践して初めて納得できることも多くあります。理解の後は即行動して仮説を検証し、その後の修正プロセスにいかに早く着手できるかが成果に直結します。その過程で自身が知らなかったことを知る経験(=無知の知)をすることで、ヒトは何歳でも成長し続けられると考えています。
仕事の構成要素の多くは”社内コミュニケーション”です。観察すると社内コミュニケーションの9割が「質問/主張」、「助言/相談」、「共有」に分類されます。そこで、会話の冒頭に、これから話す内容がどれを目的とするかを宣言してから会話をすることを行動指針としています。これは、話し手と聞き手の双方に利点があります。話し手は会話の目的を確かに認識できます。聞き手は、目的に合わせて傾聴度合いを調整できます。聞き逃しや聞き直しが減り、社内コミュニケーションが円滑になります。
行動の前に、その行動の先で何が起こるのかをできる限り想像します。自分の言動をチームや顧客がどのように受け取り、反応するのかの可能性をあらかじめ注意深く想定しておきます。それができなくとも、先ずは想像しようとすること、そのことで能力は鍛えられていきます。先回りして考える癖をつけることで、行動の質が上がります。その結果、問題を未然に防ぐことにつながったり、相手を自分の意図する方向に動かしたりすることができるようになります。
「誤解のない会話はありえない」。これが私たちの基本理解です。言語という曖昧な記号を用いて私見や感情を伝達する過程で、一言一句の意味理解が100%同じであることはあり得ません。会話はそうした理解の異なる言語の積み重ねで構築されていることから、誤解は必ず生まれます。文化的背景の異なる人同士が、母国語でない言葉で会話するならば尚更です。その前提に立つならば、一度言っただだけで相手に伝わる(=行動される)と期待することは愚かです。「言って、書いて、繰り返して、確認する」。この作業の繰り返しの過程で、伝えたい内容の輪郭が徐々にクリアになっていくイメージです。
依頼された大小のタスクを完遂させるのに、たった一度のアウトプットで実現できることは奇跡です。請け負ったら一度アクションしてみて、完成度20%版のものを確認してみることが重要です。時間をかけて80%まで仕上がったと思っても、気づかぬうちに依頼主とのズレが生じてしまい、やり直し=タイムロスが発生することがほとんどです。時間をかけて80%まで仕上がったと思っても、気づかぬうちに依頼主とのズレが生じてしまい、やり直し=タイムロスが発生することがほとんどです。その手間を惜しまないことが、結果的に期待値に沿い、期待値を超えるアウトプットを時間内に実現できることに繋がります。
問題に直面した時、「この問題は自分だけのものだ」と考えて悩みこむのは愚かです。自分の直面している問題の大半は、過去の偉大な人物や企業が既に似たような事例を経験していて、解を残してくれています。問題に直面したら、先ずすべきはそうした事例に当たることであり、自分の「無知の知」を明らかにすることです。そうすると、本当に自分が解くべき課題は限定されていると気づくとともに、その課題に自分のリソースを集中させることができます。不必要な質問をして同僚の貴重な時間を奪うこともありません。
ビジネスに思わぬアクシデントや問題はつきものです。それらが発生したときに、会社として最も重要なことは即座に対策を取ることです。自身のミスや失敗で起きたことはなかなか言いづらいかもしれませんが、その時こそこの指針に則り最優先に報告するべきです。発生したこと自体は望ましいことではないものの、大事になる前に、一刻も早く対策を打つために行動できたこと自体は称賛されるべきことだと考えています。
企業理念
PHILOSOPHY
カンボジアから世界で勝負できるヒト・モノ・コトを創り出す
19世紀は欧州の時代”、”20世紀はアメリカの時代”、そして”21世紀はアジアの時代”だと言われます。中でもカンボジアは歴史的な事情も相まって、アジア/東南アジアの国々の中でも後発で、今まさに発展途上にある国です。
他の発展途上国と同様に、インフラが整備されていない点や教育が行き届いていない点など、先進国での生活に慣れている人ほど、その違いやギャップを感じることがあると思います。しかし、だからこそ私たちは、この国で事業をすることに意味があると考えています。
環境や資源に恵まれた先進国からではなく、後発であらゆるものが不足している環境からでも、世界で勝負できるヒト・モノ・サービスを創ること。これこそが私たちが取り組むべき大きなミッションです。その実現を通じて、カンボジアという国の発展に貢献できると考えています。
こうした国で、S.E.A.T.S Inc.のメンバーひとりひとりは、カンボジアの日系商社として腰を据えています。1. カンボジア国内への輸入、2. カンボジア国内での生産・流通、3. カンボジア国外への輸出という、それぞれの事業ドメインで最大限に生産性を高めることで、ミッションを実現します。
1.カンボジア国内への輸入
2.カンボジア国内での生産・流通
3.カンボジア国外への輸出
常にカンボジア人のメンバーが主体となってゼロベースで事業の基盤を構築するべきだと考えています。その中で、日系企業・日本人としてのバリューを織り交ぜながら、組織が一体となって最高のアウトプットを日々模索していきます。