新規事業について
現在のカンボジアの事業環境はとてもチャレンジングで、10年先、20年先を見据えて投資する価値があると考えています。そこで、この環境で共にチャレンジしていただける事業パートナーを募集しています。
カンボジアは1993年に内戦が終結して約30年が経過し、この間に経済は力強く成長を続けています。国内市場は平均年齢が約25歳と若く、都市部を中心に消費者としての中間層が増加しています。20-30代の世代が家庭を持ち、世帯所得が増える過程では購買力の向上により衣食住の発展を基本として、国内の様々な地域でニーズの拡大が進んでいます。
しかしながら実態としては、価格最優先で安心・安全に支障をきたすようなプロダクトや、他国で流行したフォーマットをそのまま再現した店舗やサービスなど、必ずしも現地のニーズに即したかたちで提供できる事例が多いとはいえません。そもそも、流行りのものが数ヶ月単位で入れ替わるほどに変化が早いことから注意深く市場を眺める必要があります。また国としても、法制度や物流といったソフトとハードの両面で整備が行き届いていないことは多々有り、事業をするうえでの不都合はまだまだ多い状況です。
また、現地で日々採用活動をしていて実感することは、「日系企業のような外資系企業で経験を積み、将来は自分で事業をしてみたい」というベンチャースピリットに溢れた優秀な英語人材に多く出会えることです。彼らの潜在的なニーズに概ね共通していることは、「経験」と「資本」がないのでそれらを得たいということです。当社に応募いただく候補者も、この理由で門をたたきにくる方が少なくありません。
そのようなダイナミックな事業環境のカンボジアに拠点を置く日系商社として、「生産」「サービス」「ヒト」の3つの領域を軸として事業を創出することで、カンボジアのリアルな発展への貢献、ひいては日本とアジアの発展に、中長期の視野をもってチャレンジしていきたいと考えています。そのためこれらの領域に対してあらゆる可能性を視野に入れて協業・連携をしていける、個人 / 会社 / 大学 / 公的機関などのパートナーを随時募集しています。
当社としては、現地で展開している農業や食品流通及び物流事業から得られた知見、日本や周辺国とのネットワーク、経理、税務、人事をはじめとするバックオフィス業務系全般、現地での会社設立や事業経営継続に必要な知見、といったリソースを総合的に活用できます。
同時進行で様々な事業へチャレンジすることを通じて将来の可能性を最大化し、ステークホルダー全てに貢献していくことが当社のあるべき姿です。当社が今後手掛けていきたい事業は、代表峯島のSNSや当社のウェブサイトを通じて随時発信していますのでそちらもご確認くださいませ。