カンボジアから、アジアへ。 アジアから、世界へ。

日系 会社

プレスリリース

会社について 行動指針

S.E.A.T.S Inc.のメンバーが共通して保有する重要な価値観として、12の行動指針を掲げています。複数の国籍のメンバーが協同する環境では、判断や正しいとされる行動基準を具体性をもって明確にする必要があると考えています。 一人ひとりがより高い意識でこれらの行動指針を実現していくことが、組織としての成果を高める源泉になります。

1. Think of Purpose

何かアクションをする時、そのアクションに何の意味があるのか、何の意図があるのかを把握します。アクションの開始時、途中での振り返りに、本来の目的を常に意識することで手段の目的化を防ぎます。これは全ての行動の基本であり、仕事を依頼する側、受ける側の両者が常に確認することです。個々人が自走する組織においては、全ての担当者が目的を理解し、目的をより高水準で果たすために自ら業務を創り出すことが求められます。

2. Cause and Effect

全ての結果には必ず原因があります。結果にこだわるためにも、良い結果を出すための原因をつくることにこだわります。過去の良い結果も悪かった結果も、なぜそうなったのかを考え、成功要因を探ることで、別の機会にそれを再現できるからです。ビジネスは運に頼る要素がないとは言えません。しかしながら、良き運を巡らせるためには、考えうる正しい原因を日々の行動で積み上げて、改善し続ける努力の先にあるものと考えています。

3. Collect Information and Connect Information

私たちが事業を開始したとき、バリューと呼べるものは何もありませんでした。何もないところから価値を創るために「情報収集」から始めたのです。ネットであらゆる情報に触れられるようになった時代にも、ネットに掲載されない足で稼いだ(collect)一次情報の価値は普遍です。それらの一次情報を繋ぎ合わせて(connect)、ステークホルダーにとっての価値を生みだしていくことが私たちの事業の本質です。

4. Changes for the Better

より良き状態を目指すならば、常に自ら変化していかなければなりません。慣れ親しんだ習慣や状態を維持するのは楽ですが、楽だけではヒトも会社もいずれ時代に取り残され淘汰されます。その理解があるからこそ、「変化」そのものを良きことと捉え、変えることを当然のこととして受け入れ、実践していくことが基本スタンスです。個人も組織も常に「変化」を求めます。

5. Maximize Performance, Minimize Cos

生産性は、成果(アウトプット)を投入資源(インプット)で割ることで測られます。すなわち生産性を最大化するには、最大限の成果を出すための適した量の資源を投入することが必要です。個々人が自己の生産性を最大化するために、自分のもつ資源(時間、予算、スキル)をどのように配分して投下するかを客観的に把握して管理することが重要だと考えています。

6. Understand, Act, Agree

組織、チームにおいての行動原則です。健全で十分な検討の後にネクストアクションとして指示されたことについて、先ずは目的を「理解」する努力をします。そしてその次にくるのは「行動」です。指示の良し悪しや「同意」の有無を主張するのは常に行動の後です。経験値が上がるほどハマりやすい落とし穴は、”頭でっかち”になり「行動」が後回しになることです。指示には意図があり、その意図は実践して初めて納得できることも多くあります。理解の後は即行動して仮説を検証し、その後の修正プロセスにいかに早く着手できるかが成果に直結します。その過程で自身が知らなかったことを知る経験(=無知の知)をすることで、ヒトは何歳でも成長し続けられると考えています。

7. Question, Advice, Information

仕事の構成要素の多くは”社内コミュニケーション”です。観察すると社内コミュニケーションの9割が「質問/主張」、「助言/相談」、「共有」に分類されます。そのため、会話の目的を最初に述べることは良い方法です。これは私たちの社内コミュニケーションの基本的な手法です。この方法は話し手と聞き手の両方に多くの利点を提供します。話し手にとっては、会話の要点を再確認し、話の方向性の乱れを防ぐことができます。聞き手にとっては、目的に応じて注意の度合いを調整できます。たとえば、何かに答えることが期待されている場合と、情報をただ受け取るだけの場合では、聞く姿勢が異なるでしょう。さらに、聞き間違いや再確認を減らすことができます。再確認には時間がかかるため、会話の質向上は企業のコスト削減とパフォーマンス向上につながります。

8. Imagine Before Action

行動の前に、その行動の先で何が起こるのかをできる限り想像します。また、チームやクライアントが私たちの言動にどのように感じ、どのような反応をするかを予測するために深く注意する必要があります。正確に予測することができなくても、まずは大まかにそのような状況を想像してみることが重要です。これによって私たちの想像力が高まり、行動の質も向上します。結果として、問題を事前に予防したり、想像した通りに物事を進めることができます。

9. Telling, Writing, Repeating, and Checking

「誤解のない会話はありえない」。これが私たちの基本理解です。言語という曖昧な記号を用いて私見や感情を伝達する過程で、一言一句の意味理解が100%同じであることはあり得ません。特に異なる文化的背景を持ち、非母語でコミュニケーションを試みる場合は、誤解が生じやすいです。この前提に基づくと、私たちが一度声をかけただけで、相手が内容をすぐに理解すると考えることは非現実的です。しかし、「伝える」「書く」「繰り返す」「確認する」というプロセスを繰り返すことで、理解してもらいたい内容がより明確で具体的になるのです。

10. Today’s 20% is much Better than Tomorrow’s 80%

依頼された大小のタスクを完遂させるのに、たった一度のアウトプットで実現できることは奇跡です。請け負ったら一度アクションしてみて、完成度20%版のものを確認してみることが重要です。ほとんどの場合、確認せずにタスクを80%まで進めようとすることは、多大な時間のロスや発注者との理解のギャップを引き起こす可能性があります。ここでは、発注者の期待や目的を明確に理解し、最初だけでなく途中でも確認を行い、進むべき道から外れた場合にすぐに修正できるようにします。正しい道で全力を尽くすことで、期待に応え、望ましい成功を時期通りに得ることができるでしょう。

11. Just Google It

問題に直面した時、「この問題は自分だけのものだ」と考えて悩みこむのは愚かです。自分の直面している問題の大半は、過去の偉大な人物や企業が既に似たような事例を経験していて、解を残してくれています。したがって、問題が発生した場合、まずは以前に同様の状況が起きたかを探し出し、何が分からないのかを最初に明確にすることが大切です。そうすることで、対処すべきことを理解し、問題に集中してすべてのリソースを活用できます。また、不要な質問で他の人の時間を取らなくて済むようにもなります。

12. Bad Information first

ビジネスに思わぬアクシデントや問題はつきものです。それらが発生したときに、会社として最も重要なことは即座に対策を取ることです。自分のミスや失敗が原因であることを認めることは難しいかもしれませんが、このガイドラインに従い、それを報告することを最優先としなければなりません。ミスを起こしてしまったことは望ましくない出来事ですが、それが起こった際に速やかかつ適切な対処を取れる人に対しては温かい拍手を与えるべきだと信じています。

タイムラインの歴史

  • 04月 : カンボジア(プノンペン)を拠点として食品流通卸事業を開始
  • 05月 : [食品輸入]日本(大阪)から船便コンテナの輸入を開始
  • 06月 : [物流代行]空船便の輸出入代行サービスを開始
  • 07月 : [食品輸入]ベトナム(ホーチミン)からの陸送による冷蔵・冷凍水産品の輸入を開始
  • 10月 : [食品輸入]自社コンテナ便を活用した統合輸送サービスを開始
  • 11月 : [食品輸入]カンボジア(シアヌークビル)への販売・配送を開始
  • 01月 : [食品輸入]タイ(バンコク)からの陸送による冷凍・冷蔵水産品の輸入および現地パートナーとの協業、大学のインターン受け入れを開始
  • 02月 : カンボジア国内累計取引先が50社を超える
  • 03月 : [食品輸入]椿フーズ(タイランド)と事業提携、カンボジアの販売総代理店となる
  • 06月 : [食品輸入]カンボジア(カンボット)への販売・配送を開始
  • 10月 : カンボジア国内累計取引先が100社を超える
  • 12月 : 社名をS.E.A.T.S Inc.に変更
  • 02月 :  [食品輸入]農林水産省より生鮮魚肉類の自社輸入ライセンスを取得
  • 05月 : [食品輸入]タイからの船便による飲食店関連商材(食品以外)の輸入を開始
  • 07月 : カンボジア国内累計取引先が150社を超える
  • 10月 :  [食品輸入]プノンペン=成田直行便就航に伴う日本(築地)からの鮮魚・生鮮野菜の輸入を開始
  • 11月 :  [食品輸入]日本(築地)からの鮮魚・生鮮野菜の定期輸入を開始(週一便)
  • 12月 :  [食品輸入]カンボジア現地企業グループ[SHOP GROUP]との協業を開始
  • 03月 : カンボジア国内累計取引先が200社を超える
  • 06月 : 累計インターン生受け取れ人数が10名を超える
  • 07月 : [食品輸入]日本(築地)からの定期輸入回数を増加(週2便)
  • 11月 :  [農業生産]カンボジア地方に自社農園を確保し、農業生産開発事業を開始
  • 01月 : [食品輸入]成田からの航空輸送を週2便に増便
  • 05月 : [食品輸入]成田からの航空輸送を週3便に増便、当日朝に市場に並んだ鮮魚をその日のうちに飲食店に届けるカンボジア初の独自スキームを構築
  • 07月 :  [食品輸入]ベトナム産の生鮮鮮魚の輸入・取り扱いを開始
  • 11月 : カンボジア国内累計取引先が350社を超える
  • 03月 : [農業生産]胡椒の試験収穫を開始
  • 08年 : [食品輸入]東京からの冷凍コンテナ便を開始、冷凍・加工食品の取り扱いを強化
  • 10月 : 資本金を100,000USDに増資
  • 11月 : [食品輸入]ジャパニーズウィスキーの直販体制を整備・強化
  • 01月 : [農業生産]自社農園がカンボット胡椒の産地としての承認を取得
  • 02月 : [食品輸入]生鮮鮮魚の一般リテール向け販売を開始
  • 03月 : [農業生産](株)ジャパンファームプロダクツのカンボジア国内事業を統合。野菜・果物の生産、加工、販売を開始
  • 09月 : [食品輸入]JETRO (日本貿易振興機構)との協業にて、SNSマーケティング事業を開始
  • 4月 : カンボジア若手起業家協会(YEAC)の正規会員として承認される。
  • 5月 : デジタルマーケティング・WEB制作部を設立。
  • 7月 :  年に2回CJCCで開催される就職説明会に参加。
  • 2月 :  バタナックキャピタルの日本酒テイスティングフェアであるジェトロ日本酒イベントに参加。

企業理念

カンボジアから世界で勝負できるヒト・モノ・コトを創り出す

“19世紀は欧州の時代”、”20世紀はアメリカの時代”、そして”21世紀はアジアの時代”だと言われます。中でもカンボジアは歴史的な事情も相まって、アジア/東南アジアの国々でも後発で今まさに発展途上にある国です。他の発展途上国と同様に、インフラが整備されていない点や教育が行き届いていない点など、先進国での生活に慣れているひとほど、その違いやギャップを感じることはあると思います。

しかし、だからこそ私たちは、この国で事業をすることに意味があると考えています。環境や資源に恵まれた先進国からではなく、後発であらゆるものが不足している環境からでも、世界で勝負できるヒト・モノ・サービスを創ること。これこそが私たちが取り組むべき大きなミッションであり、その実現を通じて、カンボジアという国の発展に貢献できると考えています。

こうした国で、 S.E.A.T.S Inc.のメンバーひとりひとりは、カンボジアの日系商社として腰を据え、1.カンボジア国内への輸入、2.カンボジア国内での生産・流通、3.カンボジア国外への輸出 というそれぞれの事業ドメインで最大限に生産性を高めることで、ミッションを実現します。

1.カンボジア国内への輸入
2.カンボジア国内での生産・流通
3.カンボジア国外への輸出

常にカンボジア人のメンバーが主体となってゼロベースで事業の基盤を構築するべきだと考えています。その中で、日系企業・日本人としてのバリューを織り交ぜながら、組織が一体となって最高のアウトプットを日々模索していきます。各事業におけるそれぞれのビジョンを明確に据え、行動指針をS.E.A.T.S Inc.の共通の価値としてステークホルダー全員に還元し、果たすべき役割の実現を目指します。

S.E.A.T.S Inc.

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